依存症(アディクション)とは
依存症とはこころの病気の一つです。
そして“依存”とは「それがなければこころも体も苦しくなってしまう」、「それなしではいられない」という状態をさしています。
それらの背景にはさまざまな問題やストレス、生きづらさがあると言われています。
お酒や薬、ギャンブルなどは一時的に気持ちを和らげ、楽にさせてくれるため、生きのびる手段として習慣的に使用してしまうのです。
そういった生活が続いていくと、脳の仕組みが変化してしまい、“やめようと思ってもやめられない”、“ほどほどにすることが出来ない”状態となってしまうわけです。
これをコントロール喪失と言い、決して本人の「意志が弱い」「根性がない」ということではありません
依存症の特徴について
誰でもなりうる病気
その人の人格や意志の問題ではなく、体質が変わることでアルコールや薬物、ギャンブルなどをコントロールできなくなってしまう、“誰もがなりうる可能性のある病気”です。
進行性の病気
誰しもはじめから依存症だったわけではありません。病気の進行につれて、これまで得ていた心地良さを感じられなくなり、それらを得ようと更に回数や量が増えてしまいます。
そういった繰り返しの中、その習慣が強化されていくことで脳の仕組み、体質が変わってしまったとも言えます。
家族を巻き込む病気
依存症という病気は多岐にわたってさまざまな問題が出てきます(精神的な問題、身体的な問題、経済的な問題、社会的な問題など)。
本人に関わる家族への影響も大きく、心身共に疲弊していきます。
否認の病気
否認とは自身がその事実を認めようとすると不安や不快な気持ちが働いてしまい、無意識に無視してしまう“こころの動き”だと言われています。
「上手いこと飲めている(やれている)」「誰にも迷惑かけていない」「いつでもやめられる」など、こういった言葉は病気の症状としての言葉と捉えています。
回復できる病気
自分ひとりの力で回復することは難しいです。
心身共に治療を受け、依存症という病気を知ること、自分を受け入れ、同じ仲間との語り合いを行なっていくことが大事です。
そうすることでこれまで失ってきた“健康”、“生活”、“信頼関係”などを取り戻し“回復”していくことができます。
ひがし布施クリニック
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